わたしの勝負下着

きのう、BSプレミアムで、『あなたの下着を見せてください』という番組を見た。

さすがに、NHKにしてはドキっとさせるタイトル。

番組のなかで、下着メーカーの女性担当者数人がモニターを見ながら、普通の人に番組ディレクターが「あなたの勝負下着を見せてください?」と聞き、実際にその女性の勝負下着を見せてもらい、見せてもらった勝負下着について、モニターを見ていた担当者たちが、あれこれと感想を述べる、いう内容。やらせではない、と思うけど・・・

勝負下着とは、日本語表現辞典によると、意中の男性に見られることを意識して着用する下着のこと。意中の男性だからさすがに 魅力的なある下着であることが重要ポイント。あるいは面接とか勝負時のときに、気合を入れるための下着のこと。

印象にのこったのは、派手な格好で、舞台関係の仕事をしているという女性。見るからに派手で、舞台の仕事をしているので、下着も派手なのを身につけているのだろうと思いきや、いつ服を脱いで下着姿になってもいいように、仕事のときは清潔な下着を身につけていると話す。彼女の勝負下着を見せてもらうと、地味な下着だったことに、モニターをみていた下着メーカーの担当者たちは、その格差に驚く。

さすがだ、と思ったのは 東京の銀座のど真ん中で、クラブを3軒経営するママである。しっとりとした方で、お綺麗だった。お客様を気持ちよくもてなす、そう気合を入れて、下着には気をつかうのだそうだ。そのママの勝負下着は既製品ではなく、外注のオーダーメードーだという。実際に見せてもらうと、さすがだなぁ~とため息がでた。

見ないところに気を配ることは大事。美しさを演出するカギである。わたしはそう思っている。どうせ見られないからといって、手を抜くと、ひどい目にあうことがある。突然、風が吹いてきて、パンツ丸見えという恐ろしいことになったり、病院に行って、「はい、脱いで」ということになったりする。そうなったとき、どうしよう、と思っても後の祭り。

わたしは、ここぞ、という勝負下着というものは特に決めていない。講演会で話をするときとか、ここぞというときには、下着はいつも白のものを身につけることにしている。

だけど、普段、わたしは、あまり下着はつけない。寝るときはノーパンである。

わたしの勝負下着は、実は、無色透明の下着である。つまり下着をつけない。下着をつけていないということは、実に絶妙な緊張感をかもし出してくれるのです。


月読日記

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